あけましておめでとうございます。
本年、和歌山教会は発足60周年を迎えさせていただきます。
これも偏に、歴代の教会長さまはじめ、幹部の皆さま、会員の皆さまの寝食を惜しまぬご精進のおかげさまと感謝申し上げます。
会長先生は『年頭法話』で人間が進歩向上する一番大切なことは敬う心を発達させることであり、恥を知ることである。
敬の心とは現実に留まらず、限りなく高いもの、尊いもの偉大なものを求め、それに近づこうとする心であります。本会の信者であれば、仏さまを敬い、仰ぎ、頭を垂れ、合掌礼拝します。そして一人ひとりが仏さまの本質を把握し、自覚し、それを実践できる人間になることを誓願し、修行を重ねます。
「恥じる」とは「自分の行為の誤り、欠点、過ち、至らなさなどを自覚し、恥ずかしく思うこと」そして恥じることで、自らを戒め、律して、一層の努力を始めるのです。
賜りましたご指導を大切にして精進して参りたいと思います。
本年が皆さまにとりましてよりよき一年となりますように祈念申し上げます。合掌
令和六年元旦
立正佼成会 和歌山教会
教会長 上田真佐江