12月8日、成道会の式典が執り行われました。
ご本部の配信で、会長先生のご法話を拝聴させていただきました。
『私たちがお経巻を読誦するときに一番 最初に出てくる 「即是道場(そくぜどうじょ う)」これは、皆さんもご存じのように、「當(まさ)に 知るべし、是(こ)の處(ところ)は即(すなわ)ち 是れ道場なり」。こういう言葉が最初に述べられております。「是の處」というのは、法華経を信ずる 私たちが住んでいるところで、そこにいて私 たちは日頃仕事をするわけであります。仕事をし、家に帰れば、家で休息をする。その場所はそのままで修行の場であるというのが「即是道場」です。私たちがいるところ、住むところ、今いるところが道場。そこで一生懸命に生きていく。そうした「即是道場」の大切さを私たちはしっかりと心していかなければならないと思います。』
『私たちが仏さまの教えを人さまにお伝えをす る布教の目的は、何も佼成会の会員にするこ とではないんですね。信者さんを増やして教 団を大きくしていくということでもない。多 くの人を参拝させるためでもない。たった一 人でも、正しい教え、現代的に表現すれば真 理、法華経という上から申し上げれば妙法と 言えますけれども、正しい教え、真理、妙法 に目覚めてもらうことが一番大切なことであります。』
(抜粋)
成道会の式典を機縁に、会長先生から頂いたお言葉を、一人ひとりがかみしめ、即是道場の精神で、布教を通して、共に成長していける私たちにならせていただけるように、しっかりと実践して参ります。合掌